12月2013

『自律神経失調は万病の元』

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自律神経は人体の神経系の中で、最も重要な一つのシステムであり、全身の内臓や血管などの働きを、無意識に調節している神経です。

自律神経は交感神経と副交感神経の二種類があり、両者がバランスをとりながら働いています。

交感神経は主に昼などの活動時、緊張、興奮しているときに働く神経です。

副交感神経は主に夜間などの休憩の時、リラックスをしている時に働く神経です。

 

自律神经のバランスが崩れたら、さまざまな症状が現われます。しかし、病院での精密検査を受けでも器質的な病変が認められずということが多いです 。それが自律神経失調症です。

症状の概略は次の通りです:

倦怠感、発熱、手足が冷え、不眠、不安、緊張する、焦慮、記憶力が低下する、 頭痛、   偏頭痛、肩や首のコリ、腰痛、関節痛、手足のしびれ、喘息、動悸、息切れ、不整脈、高血圧、浮腫、食欲不振、腹痛、下痢、便秘、胃のもたれ、頻尿、インポテンツ、生理不順、のどの異物感、めまい、耳鳴、鼻炎、唾液分泌異常するなど。

要するにたくさんの疾病の中で、大半は自律神経失調と関係があります。

自律神経失調症は一つの病症ではなく、一連の症候群です。中医では主に七情(喜・怒・憂・思・悲・恐・驚)の失調と関係があると言われています。それにより、過度の状態になると精神は極度に刺激を受け、直接内臓機能に影響を与え病気を起こすことになります。

つまり『喜傷心・怒傷肝・憂思傷脾・悲傷肺・恐驚傷腎』(過度の「喜」は心を傷つけ,過度の「怒」は肝を傷つけ,過度の「憂」「思」は脾を傷つけ,過度の「悲」は肺を傷つけ、過度の「恐、驚」は腎を傷つける)ことになります。そこでこれらの傷つけられた臓腑は相互に影響があるため、さまざまの病症が現れます。

鍼灸は人体の器官と組織に対して著しい調整の作用があります。その中、一部の調整の作用は双向性を持つ。

双向性とは針灸が興奮すると抑制する二重の効果を持ちます。人体の機能状態が低い時、鍼灸するによって増強することができ、逆に機能状態が興奮する時に鍼灸するによって抑制することもできる。

例えば、

鍼灸は発汗することができ、また止汗にすることもできます。

便通をよくすることができ、また止瀉することもできます。

心拍数を加速することができ、また心拍数を緩めることもできます。

血圧を上げることができ、また血圧を下げることもできます。

 鍼灸は神経、内分泌、血液、消化、呼吸、循環、泌尿、生殖などの各系統の機能に対してすこぶる調節の作用があり、人体の機能を正常に回復させる根本的な治療法です。